カーテンをリサイクルして日用品に！処分・再利用法をご紹介します

「カーテンは可燃ごみ？粗大ごみ？」「捨てるのはもったいないから再利用できないかな」と思った方はいるのではないでしょうか。

ひと手間加えるだけでカーテンは色々な生活に使える日用品に大変身します。今回は簡単ですぐできるカーテンのリサイクル方法、そして再利用できなかったときのカーテン処分の方法についてご紹介します。

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カーテンの処分の方法は何がある？

カーテンを買い替えるというときはさまざまです。汚れが目立ってきたから変えたい、というときもあれば、気分転換で買えるということも多いでしょう。

カーテンは「粗大ごみ」としても処分することができますが、カーテンを50ｃｍ角以下に切れば「可燃ごみ」として捨てることができます。一方、カーテンレールは粗大ごみとして捨てなければなりません。また、カーテンに付いている金属類などの付属品は分別して捨てましょう。

ごみに出すのがもったいないと感じたら、カーテンをリサイクルショップに持っていき買い取ってもらうことも一つの方法です。ただし買い取りの場合、一般的な機能性の高くないカーテンだと金額がとても安くなり、引き取ってもらえないこともあります。

高価買取につながりやすいのはＵＶカットや断熱加工、遮熱加工などが施されているカーテンです。また人気ブランドで機能性が高く評判のいい柄のものの場合には買い取り価格1万円を超えることがあります。

高価買取を目指すには組み合わせにも意識を！

カーテンを高く売ることを考えるには、「どういう組み合わせで使っていたか」も意識してみましょう。

例えば部屋の中が透けて見えないミラーレースカーテンを利用している家庭も多いですが、このカーテンはほかの遮光性をもつカーテンと組み合わせて取り付けるのが一般的です。

デザイン性も統一されていればセットにすることでより実用的になり、買い取り価格も高めに評価される傾向があるのです。カーテンをできるだけ高い金額で売りたいという方は是非セットで売ってみてください。

オークションに出す方法も

業者での買い取り価格が高くない場合はオークションに出すのもいいでしょう。オークションに出すときはクリーニングした上で写真を撮影しサイズなどを表記して出品します。ただし自分で梱包や発送などの作業をしないといけないぶん、時間はかかります。また人気がなく、売れ残る可能性も考えなくてはなりません。

次の章ではカーテンを再利用して日用品にできるものをひとつひとつ紹介していきます。

不必要になったカーテンを生活で必要なものへとリサイクル

もしそのカーテンが気にいっているものであれば、カーテンをリサイクルして日用品にしてみはいかがでしょうか。

ソファーカバーに！

大きな窓用のカーテンでコットン（綿）の肌触りのいいものならソファーカバーを作るのはいかがでしょうか。コットンは肌触りが良いだけではなく丈夫で吸収性があり、さらに染色性にも優れています。

またダニなどに強く、耐熱性にも優れているというメリットがあります。その一方で、シワになりやすく洗濯すると縮んでしまいます。またカビに弱い、大陽光（紫外線）によって黄ばむという特徴もあるため、湿度や日当たりには注意しましょう。

作り方としてはカーテンのヒダ部分をカットし、まず1枚の大きな布にします。ソファをちょうど覆い隠せるぐらいに裁断し、四方を三つ折りにしてミシンをかけていってください。ただしこのままだと座るときにずれてしまうことがあるため、それを防ぐために四隅にヒモをしっかり縫い付け、ソファの足にくくりつければ完成です。

また余った布でカーテンをリサイクルしてクッションカバーとおそろいにするのもいいかもしれません。

押し入れ通気用に！

結露は押し入れにも発生しやすく、押し入れ全体がカビ臭くなることが多いです。カビは一度生えてしまったら除去するのがとても大変になるため、空気がこもらない環境を作ることが大切になってきます。またふとんの綿にカビが生えることも避けたいものです。

そんなときはいらなくなったカーテンをつっぱり棒で固定して通気用カーテンにしましょう。またつっぱり棒がなかったときはカーテンクリップで固定することもおすすめです。もし布が余ったらトイレの小窓用にすると良いかもしれません。

プリンターカバーに！

プリンターにほこりがはいると故障の原因になります。するといらなくなったカーテンをプリンターカバーにするのはいかがでしょうか。作り方としてはプリンターに覆いかぶさるぐらいの大きさに切り、背面は電源コードと触れないように短めに切るだけなので簡単にできます。

プリンターカバー以外にもバスマット・トートバック・食器洗いのスポンジ・洗濯ネットなどにすることができます。気に入っている柄で汚れが目立たないようであれば、こうしたリサイクルで活用してみてはどうでしょうか。

リサイクルして発展途上国へ寄付

もうひとつ、自分の家でなく発展途上国向けに寄付するカーテンのリサイクル方法も見てみましょう。

カーテン自体が貴重な発展途上国においては、たとえ中古のカーテンだとしても必要なものには変わりありません。そのため買い取りで引き取ってもらうことが難しかった場合はこうした国へ寄付して活用してもらうことも検討してみてください。カーテンとして使用するだけでなく縫い物の生地として望まれています。

破れ目が大きいなど、寄付に向かないほど状態がよくない場合は不用品回収業者も利用するとよいでしょう。不用品回収業者は基本的に何でも引き取ってくれるので、カーテン以外にもいらなくなったものを回収してもらうと1つ当たりの処分料金を抑えることにつながります。

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まとめ

一般的なカーテンの買い替え時期は４年～5年といわれています。しかしカーテンは小さくすれば「可燃ごみ」として捨てることができるので、処分の仕方はとても簡単です。また カーテンを新しくするときいらなくなったカーテンを捨てるのではなく、ひと手間加えて色々な日用品に変えることを心がけてみませんか？

もしカーテンをリサイクルするのが難しければ発展途上国に寄付するか、不用品回収業者にお願いすることも考えてみましょう。

不用品回収を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「不用品回収」をご覧ください。