介護ベッドは、介護が必要な方にとって1日のなかで一番長く使う場所です。日常生活を平穏に続けるためには欠かせない大事な器具のひとつになっています。
大切な人が長い時間使うのが介護ベッドなので、古くなったら処分しなければ危険です。しかし介護ベッドの処分といっても、どうすればいいのかわからないという方が多いでしょう。
じつは介護ベッドは、買取に出して処分することもできるのをご存知ですか?ほかにも、ゴミに出すだけではない意外な処分方法があります。
このコラムでは、介護ベッドの処分方法や買取に出す際のポイントについて紹介していくので、介護ベッドの処分に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
目次
介護ベッドの処分は重労働になる
大切な人が長い間使うことを想定して、なるべく快適に使ってもらえるよう、設備のいいものや大きさに余裕があるものを用意したご家庭もあるでしょう。
しかし充実した装備や大きさが裏目にでて、いざ処分するために移動させるとなると、なかなか大変な作業ですよね。
介護ベッドの買取を行っている業者さんなどであればその扱いには慣れているのですが、リクライニング機能つきの介護ベッドなら重さだけでも100㎏ほどあり、素人が運ぼうとすると大変危険です。
小さく分解すれば運び出しやすくなるだろうと考えても、造りが複雑で分解は難しいかもしれません。かといってそのまま運び出そうとすると、自宅の壁にぶつけてしまうおそれがあります。
介護ベッドは重くて大きいうえ、分解するときに取扱説明書を読んできちんと理解してからやる必要があるので、自分だけでは対応できないかもしれません。
介護ベッドは引き取りが多いかも
高齢化社会になり、介護用品や介護ベッドをはじめとする介護器具を必要としている方は全国にはたくさんいます。そのため自治体のなかには、介護器具を譲ってほしい人の情報を取りまとめ、介護ベッドを処分したい人と、介護ベッドが欲しい人とのやりとりを助ける取り組みを行っているところもあるのです。
こういった各自治体のサービスができた背景は、介護器具は必要だけど、購入する費用がすぐには用意できない方などの需要がたくさんあることが考えられます。
基本的に自治体は公共団体で、営利目的でのサービスに対する支援は行わないので、原則的に無料で提供してくれる場合の情報を扱うことになるようです。
ちなみに介護ベッドを処分したい人と譲ってほしい人がマッチしたときは、運搬、消毒、梱包などの費用は当事者同士で話し合って決めていきます。介護ベッドの買取を交渉するというより、介護ベッドを譲渡する過程で、どちらがどのくらいの費用を負担するかを決めていく話し合いといった内容になります。
介護ベッドの買取りはしてもらえるのか?
介護ベッドが必要な方のなかには、新品、中古問わず少しでも安く購入したいという需要もあり、常に情報を求めている方もいます。介護用品を一式そろえるとなると、合計で費用がかなり高額になってしまうおそれがあるため、1つにかかる費用をできるだけ安く抑えたいということでしょう。
そのため介護ベッドの買取は、意外と需要があるものなのです。
介護ベッドを買取に出す方法を調べてみると、主に3つの方法が考えられます。
介護用品を扱っているリサイクルショップに売る
最近では需要が増えていることに比例して介護用品を取り扱うお店も増えてきましたが、重量があり運搬が困難な介護ベッドの買取は断られるケースもあるようです。
介護ベッドをうまく分解できて、直接持ち込める状況になったときには、そのお店に相談して売却を検討してみるといいでしょう。
介護用品専門店に相談する
現在使っている介護ベッドを購入したお店に相談する方法もあります。状態のいいものなら中古品として出すことができるでしょう。
無料の引き取りになるか、中古品買取の扱いになるかは、介護ベッドの年式や機能などをふまえて、それぞれのお店が判断します。
オークションサイトなどを利用する
ネットが普及してオークションサイトなどを活用する人も増えました。介護用品の出品もあるので、うまく介護ベッドを必要としている人にたどり着くことができれば、あまり時間をかけずに処分できるかもしれません。
しかし、出品できるまでの手続きや落札したときに行う発送作業などが発生するので、仕事などが忙しい方には不向きかもしれません。
また、介護ベッドとなれば、衛生的なところを気にされる方もいるでしょう。サイトに載せたときに介護ベッドの状態がうまく伝わらないと、トラブルに発展するおそれがあります。
介護ベッドを早めに処分したいのなら
介護ベッドが買取ってもらえず介護を受けている方を施設に移すことになった場合、施設にはすでに介護用ベッドの設置があるところが大半ですので、使っていたものは不用品として処分しなければなりません。
粗大ゴミとして処分することも考えられますが、指定した日時に決められた場所へ持っていくことになるため、すぐに処分したい場合には不便でしょう。
また、介護ベッドを処分するときに、重さと大きさも障害になってきます。ゴミ回収場所に持っていくにはとても大変です。
そこで、不用品回収業者に依頼して介護ベッドを回収してもらうのはどうでしょうか。
不用品回収業者ならば自宅まで回収に来てくれるうえ、ほかにもたまっていた不用品などをまとめて処分できます。前もって準備する手間がなくなるだけでなく、自分の都合がいい日時が指定できるので、とても便利です。
なお、まだ使える介護ベッドなら、洗浄から殺菌まで行い、高齢者福祉施設などにリユースしてくれる業者もあります。
介護用品専門店の査定と競合させながら、気に入った条件を出してくれる不用品回収業者を見つけてみてはいかがでしょうか。
まとめ
介護ベッドの処分を自分1人でやろうとすると、かなりの重労働になるだけではなく、時間もかかってしまいます。
介護ベッドを譲渡する方法もありますが、自治体などの仲介サービスでは、結局のところ準備作業と、のちに発生する譲渡先との交渉が必要になり、時間がかかることは同じになるでしょう。
一方、介護ベッドを買取ってもらおうとする場合は、準備の手間は省けますが、納得できる条件のお店を見つけられるかどうかは、実際に探してみないとわかりません。
そこで不用品回収業者ならば、手間も時間もかけずに介護ベッドを回収してもらうことが可能です。自分で介護ベッドを運ぶのが難しい、なかなか時間が取れない、ほかにも処分したいものがあるという方は、不用品回収業者に依頼してすべての処分を任せてみてはいかがでしょうか。
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