そのまま捨ててはいけない?!トラブルを避けるDVDとCDの処分方法
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DVDやCDは、だれでも気軽に購入できて使うことができる便利なものです。しかし、最近はスマートフォンの音楽アプリを利用する人が増えたため、CDを購入しなくなった方も多いのではないでしょうか?
音楽を音楽アプリで聴くことになったから、聴かなくなったCDを処分したいと考える人もいると思います。しかし実際に処分をするとなると、どのように処分すればいいのかわからなくて、戸惑いを感じるケースもあります。
そこで今回は、DVDやCDの処分方法について説明していきます。処分をするときに、気をつけなければならない点もあるので、ぜひ適切な処分をおこなうために参考にしてください。
DVDやCDを処分するときの注意点
DVDやCDといっても、用途はさまざまです。音楽を聴くために利用している人もいれば、会社のデータを保管するために利用している人もいます。家族や友人と旅行に出かけたときの写真や動画など、プライベートな情報が詰まっていることもあるでしょう。
会社の重要なデータやプライベートな情報は、処分する前に破壊する必要があります。もしDVDやCDをそのままの状態でゴミに出してしまえば、第三者にデータを悪用されてしまうおそれがあるからです。
個人情報の漏洩(ろうえい)や、会社の信頼に傷がついてしまうリスクがあるので、処分する前にDVDとCDのデータ破壊をおこないましょう。
もし音楽のDVDやCDの処分を考えているのであれば、再生ができるかを確認してみてください。再生ができるようであれば、買取店に買い取ってもらうことをおすすめします。買い取ってもらうことで、処分する手間も省けて、エコにもつながります。「まだ聴けて処分がもったいないな……」という方は、一度買取店に相談してみるとよいでしょう。
DVDやCDを自分で処分する場合
CDの破壊方法はふたつあります。ひとつ目は、専用のシュレッダーを利用する方法です。近年では、CDやDVDを処分するための専用のシュレッダーが販売されています。シュレッダーを利用すれば、簡単に破壊することが可能です。
ふたつ目は、記録層を自分で破壊する方法です。「CDのキラキラしている部分に傷がついて音楽が聴けなくなった……」という経験はないでしょうか。DVDやCDのキラキラしている表面は、データを記録できる「記録層」になっているため、傷がつくとデータを読み込むことができなくなります。
CDのキラキラした表面をカッターやハサミなどの鋭利なもので傷つけることで、第三者による悪用を防ぐことができます。
DVDは、薄いディスクが2枚重ねられて作られているため注意が必要です。この2枚の間に記録層があるため、カッターなどでディスクの間に隙間を作り、2枚に剥がす必要があります。
DVDの側面をよく見ると、小さな溝が確認できます。溝にカッターの刃を差し込み、本体をゆっくり回転させることで、剥がすことができます。2枚に剥がすだけでもデータの読み取りはできなくなりますが、念のため剥がしたディスクを砕いておくと、より安心でしょう。
自力で破壊する作業はコストをかけずにおこなうことができますが、破片が散ってケガをするおそれがあるので、注意深く作業をするようにしてください。
以上のふたつの方法により、データの破壊ができます。破壊が終わったDVDやCDは、ごみとして捨てましょう。
念のためDVDやCDを処分する際は、紙などで本体が見えないように包むと、トラブルを回避できるでしょう。
DVDやCDを処分する3つの方法
DVDやCDは非常に硬いので、人によっては難しいと感じるかもしれません。作業にはカッターなども使用するため、ケガをするおそれもあります。そのため手先に自信がない方は、無理をしないようにしましょう。
自分で破壊をおこなわなくても、安全にDVDやCDを処分できる方法があります。ここでは、DVDやCDを処分できる2つの方法を説明します。
寄付
老人ホームや幼稚園、図書館など、DVDやCDを求めている場所は数多くあります。もしご自宅のDVDやCDがきれいで、再生することができるのであれば、近くの施設に寄付すると喜んでくれることでしょう。市役所に問い合わせてみると、DVDやCDを求めている施設を紹介してくれるので、気になる方は相談するとよいかもしれません。
買い取ってもらう
最近では、オークションサイトだけでなく、だれでも中古品を売ることができるスマートフォンアプリなども有名です。もし処分したいCDが限定品であれば、高く売ることができるかもしれません。処分の費用がかかることもなく、買い取ってもらうことができるので、一度試してみてもよいでしょう。
また、サイトやアプリだけでなく、ショップで買い取ってもらう方法もあります。どちらが高値で買い取ってもらえそうかを吟味したうえで、利用することをおすすめします。
DVDやCDの大量処分が必要な場合は業者がおすすめ!
なかには、「たくさんDVDとCDがありすぎて手間がかかる……」と困っている方もいるでしょう。処分の品が多ければ多いほど時間はかかり、データが破壊しきれていないものも出てきてしまうでしょう。
大量にDVDやCDがある場合は、業者に任せることをおすすめします。業者に依頼をすることで、DVDやCDを引き取ってもらうことができます。電話をかければ、早ければ即日に対応をしてもらうことも可能です。自力での処分を考えるよりも、素早く正確に処分をすることができるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
「CDを処分してすっきり!」と思っても、処分方法が適切でなければ予期せぬトラブルを招きかねません。たとえば、記録層を破壊せずにデータの削除だけで済ませてしまった場合は、データを復元して悪用されてしまうこともあります。
読み取りができなくなるように、シュレッダーや身近にあるものを利用して、適切な方法で処分するようにしましょう。自信のない方であれば、業者に依頼すると安全に処分がおこなえるのでおすすめです。
音楽のCDといった情報が流出するリスクもなく、需要があるようなものであれば、寄付やオークションを活用するのもひとつの手段です。DVDとCDの処分方法はたくさんあるので、いろいろと検討してみるとよいかもしれません。
不用品回収を依頼できる業者や料金
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