害虫の中でもゴキブリは私たちにとって身近な存在です。とくに暖かい時期になるとゴキブリが家に発生することもありますよね。
ゴキブリが発生した場合、新聞紙で叩いたり殺虫スプレーを使ったりして駆除をする方も多いと思います。
なかには掃除機で吸いこんでしまうという方もいるのではないでしょうか。しかし、ゴキブリは掃除機で吸いこんでも掃除機の中で生きていることが多いため、完全に駆除したとはいいきれません。
本コラムでは、ゴキブリと掃除機について詳しくご紹介いたします。
ゴキブリは掃除機の中で生きている
ゴキブリを掃除機で吸いこんだ場合、掃除機の中で生きていることがほとんどです。
ゴキブリを掃除機で吸いこむと、動かなくなることもあります。しかし「動いていない=死んでいる」というわけではなく、気絶しているだけの場合が多いのです。
生命力の強いゴキブリは時間が経つと目を覚まし、また動き出します。目を覚ませば掃除機の中から脱出することもありえるでしょう。
ゴキブリは砂糖やお肉などを好んで食べますが、ホコリなどのゴミもエサとします。そのため、ゴキブリは掃除機の中で生きていくことも可能です。
掃除機でゴキブリを吸いこんだら
今までゴキブリは掃除機で吸いこんでしまっていたという方も、これからは殺虫スプレーなどで駆除をすることをおすすめします。
しかしゴキブリの駆除が苦手な方の場合、なるべく掃除機で吸いこんで駆除をしたいですよね。もしゴキブリを掃除機で吸い込んだ場合は、すぐに掃除機のゴミを取りだし、袋に入れて密閉しましょう。
小さめのゴキブリだった場合、結び目のわずかなすき間から外に脱出するおそれもあるため袋を2重にすることをおすすめします。
掃除機のゴミを取りだすときにゴキブリが逃げてしまってもいいように、室外に掃除機を持っていって作業をするのもよいでしょう。
間違ってもゴキブリを吸いこんだ掃除機をそのまま放置することは避けましょう。先ほども説明したとおり、ゴキブリは生命力が強いうえに、ホコリなどのゴミもエサにします。
掃除機の中で繁殖することも考えられるので、掃除機で吸い込んだゴキブリは絶対に放置しないでください。
ゴキブリの卵を吸いこんだら
注意するのはゴキブリ本体だけではありません。ゴキブリの卵にも注意が必要です。ゴキブリの卵は卵鞘(らんしょう)と呼ばれるものの中に入っていて、大きさが1センチほどです。また、黒色で薬のカプセルのような形をしています。
ゴキブリは冷蔵庫やシンクの下、食器棚の裏などの暗くて温かい場所で産卵します。このような場所の掃除をしているときに、もしかしたらゴキブリの卵も掃除機で吸いこんでしまうことがあるかもしれません。吸い込んだまま放置をしてしまうと、ゴキブリの卵は掃除機の中でふ化してしまいます。
卵鞘の中には小さな卵が数十個も入っているため、卵鞘を放置しておくとゴキブリが大量発生する危険もあります。そのようなことにならないよう、掃除機のゴミはこまめに処分しましょう。
掃除機での駆除の注意点
ゴキブリの駆除は殺虫スプレーなどを使うことをおすすめしましたが、決して掃除機の駆除がいけないというわけではありません。
ゴキブリを掃除機で駆除すると、殺虫スプレーを使う必要がないため人体やペットに害がありません。また、ゴキブリとの距離を保ちながら駆除ができるうえに、直接ふれることなく駆除することもできます。
このように掃除機での駆除もよい点はいくつかありますが、注意しなければいけないこともあります。
先ほど掃除機でゴキブリを吸いこんでも、ゴキブリは掃除機内で生きていると説明しました。そのため掃除機でゴキブリを吸いこんだあとに、殺虫剤を吸いこませればいいのではないかと考える方もいると思います。しかし、その行為は危険です。
たくさんある殺虫剤の中には可燃性ガスが使われているものがあります。この可燃性ガスを吸いこむことで、引火するおそれがあるのです。
掃除機の中にはモーターが組みこまれていて、モーター部分には火花が散っていることがあります。そのため、可燃性ガスがモーター部分に入りこむことで引火してしまう危険もあるのです。
引火することによって掃除機が故障するだけでなく、火事になってしまうことも考えられます。掃除機で殺虫剤を吸いこませることは、絶対にやめましょう。
まとめ
ゴキブリは掃除機で吸いこんだら動かなくなることがあります。しかし、動かなくなっているのは気絶しているだけのことが多いです。そのため掃除機で吸いこんだあとにそのまま放置をしていると、目を覚まして掃除機から脱出されることもあります。
また、掃除機から脱出できなかったとしても、ゴキブリは掃除機内のゴミをエサにして生きることができます。生きている間に産卵をしてしまうとゴキブリが大量発生するかもしれません。
ゴキブリが苦手な方の場合、ゴキブリを掃除機で吸いこんでしまうこともあると思います。もしゴキブリを掃除機で吸い込んでしまった場合は、放置せずに早めにゴミを取り出して処分しましょう。
また、掃除機に殺虫剤を吸わせる行為は引火する危険があるので、やめてください。もし家にゴキブリが大量発生して困っている場合は、ゴキブリ駆除のプロに依頼することも1つの手です。
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