大雨や台風明けに雨樋が壊れていることがあり、中でも破損しやすい場所はジャバラの部分です。雨樋は屋内に雨水が侵入するのを防ぐもので、家や建物にとってとても大切なものです。もしも雨樋が破損したり詰まってしまったりして排水が上手くおこなわれなくなると、家が腐りカビだらけになってしまいかねません。
そんな雨樋を破損したままの状態にしていてはいけません。この記事では雨樋のジャバラの交換をする方法から、業者の選び方まで詳しく解説していきます。適切な修復、優良な業者を選ぶために是非ご活用ください。
目次
雨樋の故障には保険が効くことも
雨樋のジャバラの交換が必要になったとき、まず始めに火災保険の確認をすることをおすすめします。火災と関係がないにもかかわらず、なぜ火災保険を確認する必要があるのかというと、実は自然災害による家や屋根の損害に、火災保険が適応される場合があるからです。
火災保険には火災による被害の補償以外に、雪や台風、落雷、洪水などの自然災害による被害を補償するサービスがあります。雪や強い風などの影響で雨樋に被害が出た場合は、風災・雪災に該当します。
大雨や強風により雨樋が外れてしまった、ジャバラ部分が破損してしまったという被害も風災・雪災に含まれます。ご加入されている火災保険の中にこれらのサービスが組み込まれている場合、補償を受けられるかもしれません。ご自身の火災保険にこれらの補償が組み込まれているのか確認してみましょう。
業者の選び方
雨樋のジャバラの交換などの修理に優良業者を選ぶためには、業者が基準を満たしているのかを見ることが必要です。
状況をしっかり確認する
雨樋に必要な修理は状況により様々です。そのため、状況をしっかりと確認していないと必要な修理がおこなわれていなかったり、逆に不必要な修理がおこなわれたりと、作業にミスが発生します。
これにより費用が無駄に増えるだけでなく、再度業者を呼び直すなど二度手間がかかってしまうおそれがあります。短時間で雨樋の確認を終わらせてしまう業者には注意をしましょう。
足場を設置する
雨樋を細かくチェックするためには、屋根に上って雨樋の確認を目視でしっかりとおこなう必要がります。高所での雨樋の確認作業は危険がともないます。そのため、雨樋の確認だけであっても、しっかりと足場を組む、安全への意識が高い業者を選ぶのがよいです。
見積もりが細かい
業者に出してもらった見積もりにも、優良業者を選ぶポイントがあります。それは見積もりを細かいところまで表示してくれるかです。どの部分にどのような修理が必要で、どれほどの費用がかかるのかをご自身でしっかり把握しておきます。
これにより修理で追加費用がかかった際、業者との対応がスムーズにおこなえます。後に金銭トラブルにならないように少ない金額でも、見積もりは出してもらいましょう。
症状別のジャバラの直し方
雨樋の修復は軽度のものであればご自身で修復することは可能です。しかし、その時の症状により雨樋のジャバラの交換が必要か、修復だけで済むのか、適切な処置の方法は異なります。ジャバラの修復方法を症状別に分けて解説していきます。ご自身の雨樋の状態に合わせて適切な方法を試して見てください。
接続部が緩んでいる場合
ジャバラの接続部分が緩んでいると、緩んだ部分から水が漏れ出てしまい雨漏りの原因になることがあります。接続部分の緩みは、接着剤を用いて締め直すのが適切な方法です。
雨樋の部品の詳細は説明書に表示されているので、説明書を参考にすると作業がスムーズにおこなえます。説明書が手元にない場合は、設置されている雨樋のメーカーに問い合わせるか、ネットで検索をしてみましょう。
破損がある場合
ジャバラはあまり耐久性が高くなく、場合によっては破損してしまっているケースもあります。ジャバラが破損した場合は、新しいものに交換をしましょう。雨樋によって対応しているジャバラの接続部分のサイズが異なることもあるため、交換をする際はジャバラと接続部分のサイズをしっかり確認しておいてください。
雨樋の全交換が必要なケースも…
雨樋は年数が経つほど劣化していきます。そのためジャバラに破損がある場合、雨樋のほかの部分にも破損がある可能性があり、雨樋をすべて交換しなくてはいけなくなることもあります。ジャバラの破損を見つけたら、修復だけではなく点検も兼ねて業者に見てもらうのもよいのかもしれません。
DIYで修復する場合の注意点
雨樋のジャバラの交換、修復はご自身でおこなうことは不可能ではありません。しかし、ご自身で雨樋を修復するまえに考慮していただきたいことが2つあります。それはDIYには危険がともなうことと、余計に費用がかかる可能性があることです。一体どのような危険があり、なぜ費用がかかってしまうのかを詳しく解説していきます。
DIYには危険がともなう
雨樋の修復は基本高所でおこなう作業です。そのため、はしごなどの上で作業をする必要があり、転落するおそれがあります。日頃からDIYに慣れている方でも、高所での作業は危険ですのでやめましょう。
DIYは余計に費用がかかることがある
DIYといえば、修理にかかるコストを節約できるというイメージが一般的です。しかし、技術が十分に備わっていない状態でジャバラの交換をするのはおすすめできません。
無理にジャバラの交換作業をおこない、問題のない部位を壊してしまうと、余計に費用がかかってしまいかねません。また、DIYの失敗で雨樋を破損させてしまった場合は、火災保険などが適応されないことが多いので、プロの任せたほうが安く済んだというケースも考えられます。
まとめ
雨樋のジャバラの交換、自分でもおこなえますが、危険がともなう上に、失敗すると余計な修理費用がかかってしまいます。そのため、なるべく業者に修理を依頼することをおすすめします。
業者を選ぶ際は、足場をしっかり組んでくれたり、明確な見積もりを出してくれたりする業者を選びましょう。雨樋の修理には火災保険が利用できるケースもあるため、修理前に保険が利用できるか業者に相談してみてください。
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