防犯カメラは角度が大切!防犯カメラレンズとカメラ性能の選び方

2021.4.30

防犯カメラは角度が大切!防犯カメラレンズとカメラ性能の選び方

監視カメラは設置すると住宅を狙う犯罪者から身を守ることができます。そのため、導入してみようとお考えの方も多いのではないでしょうか?
いざ選ぼうとすると防犯カメラの角度や画素数、暗視機能など機能がたくさんありすぎて迷ってしまいがちです。監視カメラを決める前に、まずはどのような使用方法なのか、室内か屋外なのかなど設置状況を考えて決めると選びやすくなります。
監視カメラの設置する角度はカメラの画角にも影響を受けます。それぞれのカメラに見合った角度を見つけ、より効果的に監視カメラを活用しましょう。

防犯カメラの角度の決め方はカメラの性能によって変わる

犯罪や不審者対策として取り入れる場合、防犯カメラの角度は非常に重要になってきます。防犯カメラを導入しても、カメラの角度を気にせず設置してしまうと、映したい場所が映せなかったり、死角を返って増やしてしまい、侵入されてしまうこともあります。せっかく設置をするのですから、効果のある置き方をしたいところです。

防犯カメラには視野角というものがあります。視野角が狭いと任意の場所をピンポイントで捉えられ、視野角が広いと広範囲を撮影できます。カメラの視野角は焦点距離がどれぐらいかによって大きく影響を受けます。この焦点距離次第で広角レンズか望遠レンズかに分かれます。
            防犯カメラの角度の決め方はカメラの性能によって変わる

防犯カメラの取り付け角度って?広角の意味とは

カメラの設置をする場合、どのように防犯カメラの角度は決まってくるのでしょうか。
カメラのレンズには、一般的に焦点距離というものが存在します。この焦点距離の長短によって映せる範囲が変わります。カメラの焦点距離は多くのものが5mm程度でそれより遠くを映せるものは「望遠」、焦点距離が短いと画角が広まるため「広角」と呼ばれます。

遠望レンズは遠くのものまで映すのに最適で、やや離れた位置の場所をピンポイントで映すことができます。反対に広範囲のものは撮れないので視野が狭くなります。
広角レンズは焦点距離が短いほど広範囲に映すことができます。その一方で遠い場所のものを鮮明に映すのはやや苦手です。

焦点距離が異なるとそれぞれのカメラの得意とする録画も異なります。望遠カメラの場合は高所から遠い場所を撮るのに向いており、広角カメラは自宅周りなどの近場を監視するのに向いています。
      防犯カメラの取り付け角度って?広角の意味とは

防犯カメラを選ぶのにも重要「水平画角」とは?

防犯カメラの角度は水平画角と垂直画角にも影響を受けます。水平画角とは、カメラで録画を行った場合に左右の映せる範囲のことをさします。これは望遠カメラだと狭くなりやすく、広角カメラだと広くなりやすいです。この画角が異なると映せる映像の範囲が異なるため、映像の被写体が同じ場合でもサイズが異なって撮影されます。

画角が70度を越えた場合は広角になります。70度を越えているということは、建物の隅の角度が70度以下であれば室内全部が映せる画角を有するということになります。
狭い距離を死角なく撮影したい場合や、人物の顔まで特定せず、広範囲を映したい場合は広角を選ぶとよいでしょう。
            防犯カメラを選ぶのにも重要「水平画角」とは?

遠隔操作できる防犯カメラなら角度は関係ない?注意点

高性能なものだと、遠隔操作で防犯カメラの角度を変更できるものもあります。専用のコントローラーや携帯、スマートフォンなどで操作できるため、任意のタイミングで映したい場所を変えることができます。
しかし、いくらカメラの遠隔操作ができるといっても、設置した場所に障害物や壁があると撮影範囲が狭まってしまうため設置場所に気をつけましょう。
また、操作後に元の場所に戻しておかないと、しっかり監視できなくなってしまいます。操作忘れしないように注意が必要です。

操作可能な監視カメラを屋外に設置する場合、場所によっては隣家の敷地外や必要以上に通行人を映してしまうことによってトラブルに発展してしまう可能性もあります。周囲の住民への配慮を行い、適切な監視カメラを設置するようにしましょう。

まとめ

監視カメラの角度は使用するカメラの性能によって大きく異なります。広角カメラの場合は広い範囲を映すのに適している一方で遠くのものを詳細に映すのは苦手としているため、エレベーターや室内、玄関や建物付近などの閉所や近距離に適しています。人の顔が映しやすい目線付近に設置を行う場合は水平に、上から映す場合は、垂直方向の画角なども考慮してやや下に向けるとよいでしょう。

望遠カメラは遠くのものを移すのに適していますが、広範囲の撮影には不向きです。そのため、遠方を撮影するときに障害物に遮られないように高所に取り付けることが多いです。遠い所を移す場合はわずかに角度がずれるだけで移らなくなる場合があります。取り付ける際はしっかりと被写体が撮影できる位置・角度になっているか確認しましょう。

監視カメラはただ設置するだけではなくその機器の性能や設置状況を考えた上で角度を決めなくてはいけません。カメラの設置はプロにおまかせすると安心できるのではないでしょうか?

防犯カメラ設置を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「防犯カメラ設置」をご覧ください。



防犯カメラ設置で安心を!

最適な場所の設置をご提案。

※対応エリアや加盟店によって変わります

防犯カメラの設置は犯罪を未然に防ぐためにも役立ちます。お客様のご予算・ご要望に合わせて、防犯設備士が最適な台数・場所への設置をご提案。

『生活110番』では、
お住いの地域で人気のプロを探せます

ご家庭・店舗・企業・教育機関など、個人・法人問わず設置対応

防犯カメラ設置 98,800円~
防犯カメラ設置のおすすめ業者を見る

関連記事カテゴリ一覧

防犯カメラ設置の記事アクセスランキング

防犯カメラ設置の最新記事

カテゴリ別記事⼀覧