青々としていたお庭の芝生が、芝刈りを繰り返していくうちに、だんだん茶色に変わっていってしまったことはありませんか。もしかしたらそれは、芝生を軸刈りしてしまったサインかもしれません。
しかし軸刈りをしてしまったからといって、あわてなくても大丈夫です。軸刈りした芝生は適切な処置をしたら元に戻せるかもしれないのです。そこで今回は、軸刈りの原因とその対処法についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
芝生の軸刈りが原因で枯れた場合でもあきらめないで!
芝生を低く刈りすぎると、軸刈りをしてしまうことがあります。軸刈りをすると、芝生は少しずつ弱っていき、しまいには枯れてしまうのです。軸刈りをして枯れた芝生は茶色くなり見栄えがよくないため、早めに対処したほうがよいでしょう。
芝生は再生することもある
一度軸刈りをしてしまった芝生をきれいな状態にするには、張り替えるしか方法がないと思われるかたもいるかもしれません。確かに新しい芝生を張ってしまえば、すぐにきれいな状態に戻すことができるでしょう。しかし、軸刈りが原因で芝生が枯れてしまった場合でも、張り替えずに元気な状態に戻せる可能性があるのです。
実は、芝生のお手入れを続けながら様子を見ていると、再生することがあります。このように、軸刈りした芝生でも再生するかどうかは、季節によって変わります。芝生は季節によって生長度合いが変わるので、旺盛に伸びるときに軸刈りをしたのであれば、貯め込んでいる養分を使って再び緑の葉をつけてくれる可能性があるからです。
それでは、芝生が生長するのはいつなのでしょうか。芝生は春から初夏にかけて、盛んに生長していきます。したがって、この季節の軸刈りであれば、再生する見込みはあるでしょう。いっぽう、季節が変わって秋になると芝生の生長はおとろえはじめ、冬になると芝生は休眠してしまいます。春から初夏以外の季節であると、再生せずに枯れてしまうかもしれません。
軸刈りで枯れてしまった芝生が再生しない場合は張り替えを
芝生を軸刈りしたあに手を尽くしたけれども、再生しないということもあります。そのような場合には、芝生の張り替えをして新しくするというのも1つの手段です。
張り替えの方法
芝生を張り替えるには、今張ってある芝生をはがさなければなりません。芝生はスコップなどで掘り返せば、はがせるようになっているので、張り替えたい部分だけとってしまいましょう。
次に、芝生を張っていきます。代表的な張り方の1つに「目地張り」という方法があります。目地張りは、芝生同士の間にすきまを空けて張るので、必要な芝生の数を少なくすることができます。すきまが埋まるまでは、芝生の間の土が見えるので見栄えはよくないかもしれません。
また、同じく代表的な張り方で、すきまなく張る「ベタ張り」という方法もあります。ベタ張りは芝生同士をぴったりとくっつけて張るだけなので、誰でも簡単に行うことができます。張りつけにかかる時間も、目地張りに比べて短くすみます。
張り替えをしたときにかかる費用
自分で張り替える場合は、新しい芝生や土などの材料費がかかります。特に新しい芝生を準備する際には、足りなくなって困ることがないように、しっかりと必要な量を確認しておきましょう。
業者に頼む場合は、1平方メートルあたり3000円前後で張り替えてもらえることが多いようです。しかし、お庭の状態によっては芝張り以外の作業が必要となって、追加で料金が発生することもあります。
たとえば、芝生を張り替える場所にたくさんの雑草が生えていて、それを取り除く費用が別にかかることがあるのです。業者に頼む場合は、事前に料金形態を確認して、しっかりと見積もりを取ることをおすすめします。
そもそも芝生の軸刈りで枯れてしまうのはなぜか
植物が枯れる要因には水のやり忘れや、気温の管理ができなかったことなどが挙げられるでしょう。しかし芝生を軸刈りすると枯れてしまうときには、それ以外の理由が大きく関わってきます。
芝生を含めて、植物や動物などの生き物は、大きく育つために細胞分裂を繰り返します。そして、植物において細胞分裂をする場所のことを、生長点といいます。軸刈りというのは、その生長点を葉っぱと一緒に刈り取ってしまうことです。大きくなるのに必要な場所を刈ってしまうことによって、芝生は生長できなくなります。
この軸刈りをした季節が秋や冬であると、芝生は養分をそれほど貯めていないため、再生することもなく枯れてしまうのです。
芝刈り時に芝生の軸刈りをしてしまわないためのポイント
芝生の軸刈りを防ぐために意識すべきことは、刈りとる高さです。軸刈りというのは、低い位置にある芝生の生長点を刈りとってしまうことで起こります。したがって、芝刈りする際には芝生を少し高めに刈るように心がける必要がありますが、ここで適当にしてしまうと、また軸刈りを起こしてしまうかもしれません。
そこで、上から1/3の高さだけ刈りとることをおすすめします。上から1/3だけ刈るようにすれば、生長点をとってしまうこともないので、軸刈りを起こす可能性は低くなるでしょう。たとえば6cmの長さである芝生の場合、刈るのは上から2cmまでにしてください。
自分で上から1/3の高さを刈りとることが難しい場合は、刈り高の設定ができる芝刈り機を使うとよいかもしれません。刈り高というのは、刈ったあとの芝生の高さのことで、これを設定することで簡単に好きな丈にそろえることができます。芝刈り機によって、刈り高を何cm単位で設定できるかは変わってくるので、チェックしてみるとよいでしょう。
まとめ
自分で芝刈りを行うのは、なかなか難しいことです。芝刈りをする際は、刈り高を低めに設定するなど、せっかく一生懸命お世話してきた芝生を軸刈りしないように十分気をつけてください。
しかし、軸刈りしてしまったからといって、必ずしも芝生は枯れてダメになってしまうわけではありません。再生することもあるので、あきらめないでください。
また、自分で芝刈りを行うのが難しいかたは業者に依頼してみるのもおすすめです。大切に育てた芝生の庭ですから、長く楽しみたいですね。
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