BSアンテナを設置しても、番組が映らないことがあります。それはもしかしたら、BSアンテナが障害物に邪魔されて、番組を受信できないでいるからかもしれません。
これからBSアンテナを設置する方も、障害物に対する知識と対処法を知り、失敗を未然に防ぎましょう。
ここでは、代表的なBSアンテナの障害物と、自分でできる対処法をご紹介します。
目次
何が受信をさまたげてる?BSアンテナの障害物となり得るもの
まず、BSアンテナの障害物になりやすいものは、ビルなどの高い建物や樹木です。樹木の場合は、枝の隙間が多く、一見電波が通りそうに思えますが、BSアンテナの障害物になります。小さいものではわずかな数十cmの障害物でも受信のさまたげになってしまいます。
自宅の庭の木なら伐採してしまうのも手です。BSアンテナの障害物となっている部分だけ切りますので、、切る量としては多くありません。ただし、高い位置木を切る作業は危険をともないますので注意が必要です。隣家の木がBSアンテナの障害物になってしまっている場合は、邪魔になっている木を切るのをお願いするのも手ですが、確実にBSアンテナの障害物になっているという確証がないと難しいかもしれません。
アンテナの設置場所がベランダの場合は、エアコンの室外機や物干し竿が邪魔になっていることもあります。BS放送の映り具合が時間帯によって変化してしまうときには、もしかしたら干している洗濯物が邪魔しているかもしれません。
目安として午後2時から午後3時くらいの間に、太陽の光がしっかりとアンテナの位置に届いているならば、BS放送が映る望みはあります。このことから、アンテナをベランダにつけることが多くなっているのです。
他にも歩道橋や幹線道路、一本の電柱などもBSアンテナの障害物になります。アンテナの位置よりも高い場所に何かないか、アンテナ周辺の確認をしましょう。
障害物の対処法①角度を工夫する
BSの電波は地域ごとに仰角(縦方向の角度)と方位角(横方向の角度)の目安があります。しかし、BSアンテナへの障害物がある場合には無視してしまった方がいいことがあります。
BSアンテナの障害物が近い場合などには、アンテナを少し斜め上に向けてみると受信できることがあるそうです。
これらの場合には角度の目安があてにならないので手探りでしていくことになります。
BSアンテナは障害物のあるなしに関わらず、わずかな角度の違いで受信できるかどうか決まってしまいます。慎重に微調整をして、現在の位置からでも受信可能な角度がないか探してみましょう。
障害物の対処法②アンテナの位置を高くする
角度を変えたぐらいではBSアンテナの障害物には対抗できない……そんな時はアンテナの位置を高くしてみましょう。BSアンテナの障害物よりもアンテナが高ければ問題なく受信ができます。超えることができなくても、BSアンテナ障害物の高さから1.5倍の距離があるという条件がクリアされると受信できます。
理論的には1.5m先に10mの建物があっても高さ9mにアンテナを設置できれば受信できるようになるそうです。映像受信用のアンテナタワーを設置する、建築基準法をクリアできる広い庭がある方ならば、タワーを立ててしまうことも選択肢のひとつとなります。高さは10m~50mとなり、アンテナが電波を受け取るのに怖いものなしです。
アンテナの位置を高くする設置場所としては、屋根が一番いいでしょう。ただし、マンションなどにアンテナを設置する場合には大家さんと相談する必要があります。共同アンテナの設置をお願いするのもありかもしれません。屋根に上って設置するのは危険をともないます。十分に注意した上で行いましょう。アンテナ設置の業者に依頼すると、安全、確実にBSアンテナを取り付けてくれます。
また、ベランダや庭など多少スペースがある場合にはアンテナマストという支持具が使えます。旗を掲げるようにアンテナを立てることが可能です。
ただし、アンテナマストは短いもので1.3m、長いものでは3.2mとなり、重さは約0.9㎏~約3.6㎏になります。これにアンテナの高さと重さも加わり、倒れてきたら一大事な高さと重さになるのです。
アンテナマストを使ってアンテナをベランダの柵になどにつける場合には、負荷がかかることも考慮しなければなりません。古い家に住んでいる方はベランダの耐久度も考えたほうがよういでしょう。もしも折れたりしてしまったら、大変なことになってしまいます。
障害物の対処法③業者に相談してみる
BSアンテナの障害物が判明し、高い位置に置けば受信できることがわかりました。けれども屋根に上っての取り付けは危険です。また、上手く取り付けられずにマストが不安定になってしまい、倒れてしまわないか心配になりますよね。
そんな時は業者に相談してみましょう。人の目では電波を見ることはできませんが、業者は受信環境を確認できる機器を使って電波を知ることができます。ほかにも見落としていたBSアンテナの障害物を見つけてくれるかもしれません。
工事をする場合でも業者ならば受信用タワーを建てたり、マストの継ぎ足しをして十分な高さを稼ぎなおかつ倒壊の恐れがない、安定したアンテナを設置することができます。風や雪などが強い地域などの場合には、マストの継ぎ足しなどが困難なケースもありますので注意が必要です。
業者に安定したところにBSアンテナを設置してもらえば台風などでずれる心配も無くなり、安心してBS放送を楽しむことが出来ます。
まとめ
角度と高さがBSアンテナ障害物への対処の鍵となります。電波は見えませんので、障害物にどのように邪魔されているかは感覚からはわかりません。そのため、個人でやる場合は、地道に少しずつ場所と角度を変えて探していくことになり、設置に長い時間がかかってしまうことになりかねません。夏場でも冬場でも長時間作業はきつくなります。
だからこそ、BSアンテナを設置するときは業者に相談するとよいでしょう。最適な設置場所もすぐに見つけていただけます。高さが足りなくても業者ならば電波が届く位置まで伸ばしてくれますよ。BS放送が映らなくて長い時間悩んでいたものがあっさり解決できるのではないでしょうか。
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