現在、共働きの家庭はどんどん増え続けています。そのため子どもに鍵を持たせないとならない環境の家庭も多いでしょう。けれども、鍵を持たせることに不安を感じる方も多いと思います。「できるだけ安全に子どもに鍵を持たせたいけれど、よい方法はないの?」という方は、今回のコラムを参考にしてみてはいかがでしょうか。
目次
ランドセルに鍵をつける
子どもの鍵の管理方法として、ランドセルに鍵をつける方法があります。失くしてしまうリスクと人目に触れるリスクを避ける意味でも、ランドセルの肩ひもにつけるか、中に入れるようにすればよいでしょう。
肩ベルトに鍵カバーを使って
ランドセルの肩ひもの部分に『鍵カバー』などを使って鍵を取り付ける方法です。普段はカバーがしてあるため鍵が見えない状態になっています。
落ちなくて目立ちにくいことに加えて、リールが伸びるので便利です。カラーバリエーションが豊富なので、ランドセルの色に合わせて選ぶことができます。
フタ付きのキーケースで、汚れに強く落ちる心配がないため安心です。少しシックな色を揃えているので、高学年の子どもさんによいかもしれません。
ひもをつけて内側のポケットに
「ランドセルの肩ひもに取り付けるのは少し不安」という方は、ランドセルの中に取り付けてみてはいかがでしょうか。
柔軟性のあるキーチェーン
ランドセルの内側ポケットまで伸びる長いキーチェーンに鍵を付けます。そうすれば、普段はしっかりポケットの中に入れてファスナーを閉めるため、鍵があっても気づかれにくいです。キーチェーンは、文房具店や100均などでも簡単に手に入ります。
文房具で知られる大手メーカーが開発したランドセル用のキーチェーンで、水色とピンクから選べます。
・のびるキーチェーン
比較的安値で手に入り、色々な色から選ぶことができます。
リール式・コイル式キーホルダー
キーホルダーで鍵を取り付ける方法です。ランドセルの中のジッパー付きの内側ポケットなどに取り付けましょう。普段はジッパーを閉めて鍵が見えないようにしておきます。
しかし移動教室などがあれば、教室にランドセルを置いて行くことになります。また、子どもがランドセルをどこかに置いたまま遊んでしまうこともあるでしょう。そのため、ランドセルに鍵をつけることに抵抗がある保護者の方もいるかもしれません。
そういった場合は、ランドセル以外に鍵を付ける方法を検討してみてはいかがでしょうか。
ランドセル以外に鍵を固定できる場所
ではランドセルにつける以外の方法の鍵の持たせ方としまして、どのような方法があるのでしょうか。
ズボンにキーチェーンを使って
ランドセルに鍵を取り付けるときに使えるキーチェーンですが、ズボンなどのベルトにつけてポケットに鍵を入れる方法もあります。この方法は、鍵を常に身に着けている状態のため安全です。ただし体育などで着替える必要があるときは注意しましょう。
洋服のポケットにリール式キーホルダーを使って
コイル状になっているキーホルダーなどに鍵を付け、洋服につないだ状態でポケットにしまう方法もよいでしょう。周りから見えないため、鍵を持っていることにも気づかれにくいです。
しかし、この方法は取り付けた鍵が家の鍵穴に届かない場合があります。そのためいったんキーホルダーから外して鍵を開けることになりますが、鍵を開けたあとに外に鍵を開けっぱなしにしたり、落としたりしないように気を付ける必要があります。そのため子どもには、鍵の大切さについてしっかり言い聞かせることが大切です。
小学生の鍵の危険な持たせ方の例
次は、「これはNG!」といったダメな鍵の持たせ方の事例を紹介して行きます。
首からひもで下げる
首からぶら下げて鍵を持たせている親御さんもいらっしゃるかもしれません。しかし、ひもが引っかかったため首が締まってしまった、といった痛ましい事故の例が過去に報告されています。転倒した際に鍵が刺さってしまう危険性もあることに加え、首から下げていることで大人の不在を誰かに知られてしまいます。
この方法は、紛失するリスクが高くなります。上着などに入れていれば、脱いだ上着を忘れてきてしまう可能性もあります。
鍵をチェーンなどで固定せずに入れる
ランドセルなどにそのまま入れてしまうと、落としやすいどころか誰かに盗まれてしまう可能性もあります。そのため、ランドセルなどに入れる場合はチェーンなどを使ってつなぐなどの工夫をすることが大切です。
住所が書かれたものと一緒に入れる
住所が書かれたものと一緒に鍵を入ると、誰かに見られたとき家の住所まで知られてしまい、泥棒に狙われるリスクが高くなってしまいます。住所が書かれたランドセルなどに付けなければならない場合などは、絶対に置きっぱなしにしないようにしましょう。
紛失対策と同時に、子供に鍵の大切さを教える防犯教育を
見た目は小さな鍵ですが、鍵は家を守る大切なものです。もし紛失したり盗まれたりすれば、どこの誰かわからない人間が家に侵入してしまう危険性があります。もし強盗が侵入して鉢合わせしたら命が狙われることもありますし、大けがをする可能性もあります。
鍵の紛失の危険性をしっかりと意識させよう
鍵を紛失しないために、子どもに鍵を持たせる場合は、鍵の大切さを子ども自身にしっかり意識させることが重要です。
鍵は家を守る役割があること、家を守ることは金品やプライバシーを守るということ、泥棒が入るということは大切なものが盗まれるということ。またほんの小さな油断が大きな事件を引き起こしてしまう危険性があること……小さな鍵を見ても子どもはなかなかピンと来ないかもしれませんが、しっかり言い聞かせるようにしましょう。
リアリティを持ってもらうために時々、報道番組や再現番組、新聞などを見せたしてもよいかもしれません。
慣れた頃に油断しないよう再チェックを
鍵を持ち歩くとき、最初のころは十分注意しているかもしれませんが、何事も慣れたころが一番危険です。そのため時折、鍵の持ち方についておさらいなどをさせることでしっかり意識を持ってもらうようにしましょう。
家を守るのは大人だけではありません。子どもにもしっかり防犯意識を持たせることで、大人と子どもとともに大切な家を守りましょう。
まとめ
ランドセルに鍵をつける方法などをご紹介してきました。市販されているグッズを使用すれば、おしゃれに鍵を保護し、使い心地も損ないません。さらに子供に対して鍵に関する教育をすれば、安心感はさらに高まります。
子どもに鍵を持たせるときは、鍵を紛失するリスクを減らすために、少し工夫をする必要があります。鍵は家を守るための大切なものなので、子どもに鍵の大切さをしっかり教えて、普段から気を付けるように家族で気を付けるようにしましょう。
鍵の大切さを知った上でしっかり鍵の管理をすることが、これからの子どもの成長にもつながることでしょう。
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