ハゼの木の伐採には要注意!安全な伐採方法と業者の費用相場をご紹介

2021.4.30

ハゼの木の伐採には要注意!安全な伐採方法と業者の費用相場をご紹介

ハゼの木は秋になると葉が赤く色づき、きれいな紅葉が楽しめる植物です。しかし、ハゼの木には触るとかぶれてしまうという人もいるので、むやみに触らないように注意が必要です。

ハゼの木は生長もはやいので、管理が追いつかず、伐採したいと考えている人もいるかもしれません。ハゼの木の伐採は、危険をともなうだけでなく、かぶれてしまうリスクもあるので、業者に任せるのがおすすめです。

このコラムでは、ハゼの木を伐採するときの業者の選び方、自分で伐採するときの注意点について紹介していきます。これからハゼの木を伐採する予定の人は、ぜひ最後までご覧ください。

ハゼの木はどう対処したらいいの?

ハゼの木はウルシ科の植物で、樹液が和ろうそくの原料として使われています。ハゼの木の樹液には、ウルシオールという成分が含まれていて、人によってはハゼの木に触るとかぶれてしまうのです。

これからハゼの木を伐採したい場合、むやみに触るとかぶれてしまうおそれもあります。ここでは、業者に伐採してもらう方法と、自分で伐採するときの注意点について紹介していきます。

業者に伐採してもらうのが安全・安心!

ハゼの木のみならず、伐採するときは危険がつきものです。なぜなら、伐採の際は、木を倒す方向を失敗すると、建物や人に被害を与えてしまうおそれがあるからです。また、刃物を扱う作業なので、伐採する人がケガをするリスクもあるでしょう。

ハゼの木の場合は、これらの危険性に加えて、肌がかぶれてしまうおそれもあります。そのため、安全にハゼの木の伐採をしたい場合は、経験豊富な業者に依頼するのがおすすめです。

また、伐採作業は危険なだけでなく、大きな労力もかかります。無事に木を切り倒せても、根を抜く作業や、大きな木を処分する手間がかかるものです。そのため、伐採から処分まで一貫しておこなってくれる業者にお願いすると、安全かつ手間を省いてハゼの木を伐採することができるでしょう。

大きさによっては自分で伐採することも可能

ハゼの木の大きさによっては、自分で伐採できるかもしれません。一般的に、自分で伐採できる木は高さ3m未満、幹の直径は20cm未満が目安といわれています。

ハゼの木は大きなものになると6m~10mくらいまで生長するため、場合によっては業者に依頼することも想定しておくとよいでしょう。自分で伐採するときの手順については、コラムの後半で詳しく説明します。

ハゼの木の伐採には要注意!安全な伐採方法と業者の費用相場をご紹介

ハゼの木の伐採を業者に依頼した場合

ハゼの木の伐採を業者に依頼するメリットは、安全で労力をかけずにすむことです。逆にデメリットになる点は、コストがかかるということでしょう。ここでは、気になる伐採の費用を中心に、業者の作業のながれや、業者の選び方について紹介していきます。

業者なら処分までお願いできる

伐採の経験豊富な業者に依頼すれば、ケガやかぶれを心配することなく、ハゼの木を伐採してもらえます。先にも説明したように、伐採をするときには、抜根や、木の処分までおこなわなければなりません。

業者に依頼するメリットとして、安全性に加えて、伐採から木の処分まですべてお任せできるというポイントがあります。切り出したハゼの木は重量もあるので、自分で細かくして処分するだけでも大変な労力です。そのため、最後まで一貫して作業してくれる業者に依頼するのがおすすめです。

ハゼの木の伐採に必要な費用相場

伐採は1本単位で料金が設定されていることが多いようです。また、切りたい木の大きさによって、料金は変動します。

低木(0.5m~1.5m)……3,000円~5,000円
中木(1.5m~5m)……8,000円~15,000円
高木(5m以上)……20,000円~35,000円

上記の費用は、おおよその伐採の相場です。伐採の費用は、木の高さだけでなく、葉や枝の広がりによっても異なるので、まずは業者に下見と見積りをしてもらいましょう。

抜根作業についても、別途料金が必要です。抜根は幹や根の太さによって費用が異なります。幹の直径15cm程度の細い木であれば5,000円程度、直径30cm以上の太い木は10,000円~20,000円くらいかかることもあります。

さらに、処分を請け負ってもらう場合、伐採費用の半額程度の費用がかかることが多いようです。ほかにも、クレーンやユンボなどが必要な大がかりな伐採になると、50,000円~100,000円以上費用がかかることもあります。

ハゼの木の伐採には要注意!安全な伐採方法と業者の費用相場をご紹介

業者の利用には相見積もりが大切

ハゼの木の伐採は、大きさや、重機の有無によって高額な費用が必要になることもあります。納得して業者に依頼するためには、複数の業者から相見積りをとることが大切です。

複数の業者を比較検討することによって、おおよその費用の相場がわかります。また、費用の内訳を見比べることで、どのようなサービスが含まれているのかを事前に知ることもできます。

見積りを出してもらうときは、すべて含めて一式と記載しているものではなく、費用の内訳がわかるようにしてもらうのがおすすめです。費用の内訳を知ることで、適正な価格かどうかを判断できるでしょう。

自分の希望にあった業者を探している人は、弊社に相談していただくことも可能です。弊社では加盟店を紹介しているので、伐採業者を見つけたい人はぜひお電話ください。

かぶれ対策が必須!ハゼの木を自分で伐採する場合

まだそれほど大きくないハゼの木は、自分で伐採したいというケースもあるでしょう。ここでは、自分でおこなうハゼの木の伐採方法について、お伝えしていきます。

ハゼの木の伐採に必要な道具を準備する

伐採は、危険と隣りあわせの作業です。さらに、ハゼの木の伐採は、肌がかぶれることにも十分に注意しなければなりません。そのため、まずは自分の体を守ることが大切です。

伐採をするときには、まず頭にヘルメットをかぶりましょう。そして、目に木の破片や刃物が当たるのを防ぐため、防護メガネやゴーグルを着用します。服装についても、チェーンソーでケガをするおそれがあるので、防護服を着て刃物から身を守るようにしておきます。

ハゼの木の伐採をするなら、かぶれの対策も必要です。手元は軍手やグローブなどをつけ、肌が露出しないように注意しましょう。

伐採の道具は、チェーンソーがあると太い幹を切るのにも便利です。チェーンソーはホームセンターや通販などでも10,000円前後から販売しています。ほかにも、片手でも使える手のこぎりがあると、チェーンソーでは切りにくい細かい場所にも対応できるのでおすすめです。

伐採をするときに重要なのが、木を倒す方向です。木を安全な場所に倒すためには、ロープで引っ張って位置を定めなければなりません。そのため、10m以上ある長くて丈夫なロープや、ロープを固定するためのくさび、ロープを滑らせる滑車などを用意しておいてください。

伐採の後に根を抜く場合は、シャベルがあると役立ちます。地面や根が固い場合は、水をまいてやわらかくすると、抜根がしやすくなります。

伐採した木は、自治体のルールにしたがって処分してください。多くの自治体では、可燃ゴミ袋に入れて捨てるか、クリーンセンターやゴミ処理施設に持ち込むことができます。いずれにしても、ある程度木を小さくカットしなければなりません。そのため、木をまとめるひもや、ゴミ袋を用意しておくと便利です。

ハゼの木の伐採には要注意!安全な伐採方法と業者の費用相場をご紹介

ハゼの木を伐採・処分する

準備がととのったら、いよいよハゼの木を伐採していきます。伐採するときには、木を安全な方向に倒すように、倒す場所を決定しましょう。根元近くで切ってしまうと、抜根がやりにくくなるため、10cmくらいは長さを残しておいてください。

伐採をするときは、木の両側に切り込みを入れます。まず、倒す側に受け口という角度のついた切り込みを作ってください。受け口は、45度くらいの角度のくの字型のイメージです。

次に、受け口の反対側から、倒す方向に向けて追い口という切り込みを入れていきます。追い口は角度をつけずに、真横から地面と平行に切っていきましょう。ある程度切り込みが入ったら、ゆっくりと倒したい方向へ押して木を倒してください。

切り終えた木は、さらに細かくして、自治体のルールに適した方法で処分します。木はとても重いため、搬出作業も労力がかかります。これらの一連の作業が大変だと感じる人は、業者に依頼して伐採してもらうことをおすすめします。

もし伐採途中にトラブルが起きたら

伐採は気をつけていても、予期せぬトラブルも起きる危険な作業です。とくに、不慣れな人にとってはチェーンソーなどでケガをすることも考えられます。また、ハゼの木を伐採する場合、樹液によってかぶれてしまうこともあるでしょう。

伐採の途中でも、トラブルが起きたら無理におこなわず、業者を呼ぶことも重要です。自分の身の安全を守ることも大切ですが、周囲の人や家屋に損害を与えることも避けなければなりません。

伐採作業を業者に依頼するとコストはかかりますが、ケガや家屋の損壊はお金だけで解決できる問題ではありません。安全に伐採するためには、ぜひ業者を活用しましょう。

まとめ

ハゼの木は、大きなものだと10m近くなる植物です。ハゼの木の特徴として、樹液に含まれる成分で、かぶれてしまうこともあります。

ハゼの木を伐採したい人の中には、自分でおこないたいと考えている人もいるかもしれません。しかし、自分で伐採するなら樹高3mくらいまでが限界です。

伐採を業者に依頼すると、費用はかかりますが、安全に作業をおこなってくれます。さらに、抜根や処分などの作業も一貫して引き受けてくれる業者が多いため、労力をかけたくない人にもおすすめです。

ハゼの木を自分で伐採する場合は、ヘルメットや防護服を着用して、ケガから身を守る必要があります。道具は、チェーンソーやのこぎり、木を倒す方向へ引っ張るロープなどが必要です。そのため、道具を一式そろえる費用や、一連の作業をおこなう手間を考えると、業者にお願いするのもおすすめだといえます。

ハゼの木を伐採するときは、弊社がご希望にあわせた業者を紹介します。ぜひ、お気軽にご相談ください。


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