もみの木の伐採は業者に任せたほうが安心!自分で伐採する際の手順も

2021.4.30

もみの木の伐採は業者に任せたほうが安心!自分で伐採する際の手順も

庭木を育てていると、思いがけず大きくなってしまい管理が大変だと感じることもあります。庭木が大きくなりすぎたとき、安全面から伐採したいという人もいるのではないでしょうか。

今回は、もみの木が大きくなりすぎて困っている人に向けて、もみの木の伐採方法について紹介していきます。もみの木は大きいものだと40mほどにもなるため、自力で伐採する際は危険もともないます。そのため、無理に自分で伐採をするよりも、業者を活用したほうがよい状況もあり得るでしょう。

このコラムでは、自分で伐採する方法や、業者にもみの木の伐採を依頼する場合のながれについてもお伝えします。伐採はただ木を切るだけの作業ではないので、もみの木の伐採前にぜひご確認ください。

もみの木の伐採はプロである業者に任せたほうが安心

もみの木は大きなものだと30~40mほどにまで成長する植物です。そのため、大きすぎて管理しきれないもみの木の伐採は、業者に依頼したほうがよいでしょう。

業者に依頼するとコストはかかりますが、安全にもみの木を伐採することができます。ここでは、伐採を業者に依頼する場合の費用や、業者の選び方について紹介していきます。

自分では伐採できないの?

もみの木の伐採を業者に依頼するとなると、コストがかかることが気になるかもしれません。そのため、自分で伐採したいという人もいるでしょう。

一般的に、個人で伐採できる木の大きさは、3m以内で、幹の直径が20cm程度までが限界だといわれています。大きな木を伐採すると、想定外の場所に倒れて、家や車などを壊してしまうリスクも考えられるでしょう。なにより、不慣れな人が無理に伐採をすることで、ケガにつながることもあります。

また、伐採はただ木を切るだけの作業ではありません。木を切ったあとの根を抜く作業や、大きな木を処分する手間もかかります。業者に依頼すれば、これらの作業も引き受けてもらえるので、安全に手間を省くことができるのです。

伐採にかかる費用

もみの木の伐採は、1本からでも業者に依頼することができます。伐採の費用は、処分する木の大きさによって変動することがほとんどです。また、伐採だけでなく、抜根(伐根)の費用や、不要な木を処分する処分費も必要になります。

5m以上の高木の場合、伐採の費用は25,000円~30,000円程度が相場となります。しかし、もみの木がかなり大きく育っている場合、直接業者に見積りを出してもらうほうがよいかもしれません。

抜根の費用は、幹の太さによって変動します。幹の太さにもよりますが、大きなもみの木の場合は10,000円~20,000円程度を想定しておくとよさそうです。

処分費については、伐採費用の半額~3分の1程度が見込まれますが、伐採の費用に含まれている業者もあります。さらに、クレーンやユンボなどが必要なケースでは、50,000円~100,000円ほど別途必要になることも想定しておくとよいでしょう。そのため、まずは見積りをもらって費用の内訳を確認しましょう。

もみの木の伐採は業者に任せたほうが安心!自分で伐採する際の手順も

業者による作業のながれ

もみの木の伐採を業者にお願いする場合、まず事前に下見に来てもらいます。下見の際、木の大きさや作業場所を実際に確認したうえで、見積りを出してもらいましょう。

見積りの内容が問題なければ、契約して伐採を依頼します。作業は根元から10cmくらいのところで木を切ったあと、地面に残った根を抜いていきます。最後に、不要になった木を処分してもらって、作業は終わりです。

業者の選びかた

業者を選ぶときは、いくつかの業者から相見積りをとり、費用の相場を確認するのもおすすめです。また、見積りの内容が一式となっている場合は、伐採以外の費用がかからないか確かめておくほうがよいでしょう。

伐採にかかる費用は少ないほうがよいと考える人は多いかもしれませんが、満足できるサービスが受けられることも大切です。そのため、ホームページなどに掲載されている口コミなどで、業者を使ったことのある人の感想をチェックするのもよいでしょう。

もし、業者選びに迷ったら、弊社にご相談いただくことも可能です。弊社では、お電話でお客様の希望にあった加盟店を紹介しています。伐採の業者選びに迷ったら、ぜひご相談ください。

もみの木の伐採から処分までを自分でやる場合の手順

大きくなった木を自分で伐採するのは労力がかかるだけでなく、大変危険です。しかし、まだそれほど大きくないもみの木の伐採を、自分でやるケースもあるでしょう。

ここでは、自分でもみの木の伐採をするときの手順についてまとめました。くれぐれも、周囲の人や建物に注意して作業をおこなってください。

用意するもの

まず、伐採をするときには自分の身を守れる服装に着替えましょう。頭はヘルメットを着用し、目元はゴーグルで覆います。伐採では刃物を扱うため、誤って体に当たるととても危険です。そのため、防護服を着用しておくことをおすすめします。次に、伐採や抜根、木の処分に必要な道具について紹介します。

(1)チェーンソー・のこぎり

木を切るために必要な道具です。のこぎりで太い幹を切るのは労力がかかるので、電動のチェーンソーを用意すると便利です。チェーンソーは安いものだとホームセンターで10,000円前後からありますが、道具を一式そろえるとなると、業者に依頼したほうが安く済むこともあります。

チェーンソーは木を切るのに便利な道具ですが、切れないものに当たるとキックバックという跳ね返りの現象が起きることもあり、大変危険です。チェーンソーの扱いに不慣れな人は、十分に注意してください。

もみの木の伐採は業者に任せたほうが安心!自分で伐採する際の手順も

(2)ロープ

ロープは木を倒したい方向へ引くときに使用します。木を倒す方向をコントロールしないと、家を傷つけたり、周囲の人にケガをさせてしまったりすることがあるので、必ず用意しましょう。ロープは10mくらいある太いものを使うのがおすすめです。

(3)シャベル

木を根元から10cmくらい残して伐採したあとは、地面に残っている根を引き抜きます。このとき、根の周囲を掘り起こすのに便利なのがシャベルです。根が抜きにくいときは、地面を湿らせてやわらかくすると抜きやすくなります。

(4)ひもやゴミ袋

伐採した木を処分するときは、自治体の方法にしたがってください。可燃ゴミの袋に入るサイズに木を切って入れるか、木をしばってクリーンセンターやゴミ処理場に持ち込むという方法が多いようです。

①伐採の手順

まず、伐採する方向を定めます。ただやみくもに切ると、建物のある場所に当たるおそれがあるので、スペースが狭い場合はとくに気をつけましょう。伐採するときは、倒す方向に向けてロープで引っ張ると、位置がコントロールしやすくなります。人や家に当たらないように注意してください。

実際に伐採するときは、木を倒す側に受け口という切り込みを入れる方法があります。木を倒す側の幹を30度~45度程度くの字にカットしておくことで、切り口の方向に倒しやすくなるでしょう。

伐採は受け口の反対側から、まっすぐに切り込みを入れていきます。ある程度切り込みが入ったところで、倒したい場所に向けて慎重に木をおすと倒れていきます。

②抜根の手順

抜根するときは、シャベルで土を掘ってください。ある程度掘り返したら、根を引っ張って抜根しましょう。地面が乾燥していて抜きにくいときは、土を湿らせるのもおすすめです。

➂処分方法

伐採した木を処分するときは、お住まいの自治体のルールにしたがってください。役所で聞くか、ホームページなどでも調べることができます。

可燃ゴミとして捨てる場合は、ゴミ袋に入るサイズになるように小さくしましょう。ゴミ処理場に持ち込む場合も、車で運べる大きさにする手間が必要です。

自分で伐採するのが難しいと感じたら

自分で伐採できるサイズは3mまでが限界であるとお伝えしました。しかし、木の幹の太さや、伐採経験によっては難しいと感じることもあるでしょう。伐採は危険がともなう作業なので、無理におこなうことはおすすめできません。

さほど大きくない木であっても、伐採が難しいと感じたら、ぜひ業者に相談してみてください。伐採の業者は道具を取りそろえ、さまざまな現場で伐採の経験を積んでいます。自分でやるよりも安全で、労力がかからないのでおすすめです。

伐採についての考えかた……お祓いは必要?

もみの木を伐採をするにあたり、お祓いをすべきかどうか、気になる人もいるかもしれません。ここでは、なぜお祓いをするのか、お祓いは必要かどうかという点についてみていきましょう。

なぜお祓いするの?

日本では、古くから自然のものに対しても神様が宿っているという考え方が広まってきました。そのため、木を切るときにもきちんと供養をすることが大切だといわれています。

伐採の際のお祓いは、必ずしも必要なわけではありません。しかし、人間の都合によって木を切るため「いままでありがとう」「木を切ってごめんなさい」という気持ちをもって、伐採することは大切です。いままで家を守ってくれた木への敬意をもって、伐採をおこないましょう。

お祓いの依頼先

お祓いの方法は、神社の神主さんに依頼してきてもらうこともできます。神主さんにお祓いしてもらう場合、初穂料(はつほりょう)という神様に奉納するお金を用意しておきましょう。

ほかの方法では、伐採業者が作業の前にお祓いをおこなってくれることもあるようです。業者にお祓いをおこなってもらいたいときは、下見の際に依頼できるかどうかを確認しておくとよいでしょう。

自分でお祓いする方法

神社や伐採業者にお祓いを依頼しない場合、自分でお祓いをすることも可能です。その場合は、お神酒と、盛り塩を用意して、伐採する木の前に備えましょう。お神酒はグラスに注いだお酒、盛り塩は小さいお皿に三角形に盛った塩です。身近にあるもので用意できるので、ぜひやってみてください。

お祓いの方法はさまざまで、木の四方にお神酒と塩をまくという方法もあります。いずれにしても、大切なことは伐採される木への感謝をあらわすことです。お神酒と塩を供えたら、しっかりと手をあわせましょう。

もみの木の伐採は業者に任せたほうが安心!自分で伐採する際の手順も

まとめ

大きくなったもみの木を伐採する場合、伐採業者に依頼するのがおすすめです。大きな木は伐採するときに危険がともなうだけでなく、処分するにも労力がかかります。

伐採を業者に依頼する場合、費用は木の大きさによって変動します。5m以上の高木の場合、伐採には25,000円~30,000円程度かかります。さらに、抜根作業や処分にも費用がかかるため、事前の見積りの内訳はしっかりと確認しておきましょう。

自分で伐採をする場合、3m程度の木が限界だとされています。なぜなら、木はとても重たくなるうえ、倒す方向を失敗すると、建物や人を傷つけてしまうおそれがあるからです。また、チェーンソーの扱いに失敗してケガをするリスクもあります。

伐採をする場合、ただ木を切るだけではなく、根を抜く作業や、木の処分もおこなわなければなりません。そのため、大変な労力がかかる作業です。

伐採をする前には、できるだけ木のお祓いをおこない、いままでの感謝を伝えましょう。そうしたお祓いを含め、伐採は業者に依頼すると安全で手間もかかりません。業者を探している人は、ぜひ弊社にご相談ください。

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