桜の伐採費用を解説!大きくなりすぎた桜は対処しなければ危険!

2021.4.30

桜の伐採費用を解説!大きくなりすぎた桜は対処しなければ危険!

春になると桜は、きれいなピンク色の花を咲かせます。毎年咲く桜の花見を、楽しみにしている方も多いことでしょう。しかし、手入れをせずに放っておいては、きれいな桜の花を見ることはできません。最悪の場合、枯れて倒木する危険性もあります。なかでも家の庭に桜が植えてある場合には、とくに注意が必要です。

この記事では、桜の伐採が必要となる状況、自分で作業をするときの方法、業者に依頼するときの相場について解説しています。また、正しい剪定についても見ていきましょう。

桜を伐採しなければいけないのはどんな場合?

大きく生長した桜は、植えられている場所や状態によってトラブルの原因にもなりかねません。場合によっては、桜を伐採する必要があります。では実際、どのような場合に桜の伐採が必要になるのか知っておきましょう。

桜が建物の近くに植えられている場合

桜は大きく生長することで、枝が長く伸びたり、根っこが地上にせり出したりします。そのため、桜の植えられている場所が建物とあまりにも近いようなら、伐採をしたほうがいいでしょう。そのままにしておくと、伸びた枝によって家の窓が破損したり、せり出した根っこによって建物の土台がひび割れたりするおそれがあります。

近隣住民から苦情がきた場合

桜の植えられている場所が、隣の建物と近い場合にも注意が必要です。桜は開花時期が過ぎるとたくさんの花が散り、アリや毛虫などの害虫被害の多い樹木になります。こういったことが原因で、近隣住民とトラブルに発展してしまうこともあるようです。そのため、落花や害虫対策が十分にできないようなら、伐採も検討しましょう。

桜が病気になった場合

樹木の感染する病気のなかには、木全体に症状が拡がるものや病原菌が飛散してしまうものがあります。桜の重要病害のひとつであるてんぐ巣病は、花の咲かない枝が多く発生し、やがて枯れてしまうという病気です。

さらに、病原菌は飛散し近くの樹木にも感染してしまいます。被害を最小限に抑えるためにも、感染部分を剪定して取り除くか伐採をするなどの対応が必要です。

桜の伐採費用を解説!大きくなりすぎた桜は対処しなければ危険!

桜は剪定できる?

大きく生長した桜であっても正しい剪定をすることで、さまざまな状況や状態に対応できるかもしれません。大切に育てた桜を伐採しないためにも、剪定の必要性や方法を見ていきましょう。

桜を剪定する必要性

きれいな花を咲かせるために樹形を整えたり、病気の予防・除去をしたりするためには、剪定が必要となります。また、桜を伐採しなければならない状況を避けるのにも、有効な方法のひとつです。ただ、太い枝を切る強剪定には弱く、枯れてしまうこともあります。そのため、自分で剪定をする場合は切り過ぎなどに注意しましょう。

剪定をしても大丈夫な枝の特徴

桜の剪定をするときに切っても大丈夫な枝は、他の枝に絡むように伸びるからみ枝、人の背丈くらいの高さから伸びる胴ぶき枝、樹勢がなく形の変なさかさ枝です。ほかにも、枯れ枝や病気に感染した枝があげられます。このような枝を剪定することで、樹形の調整や病気予防といった効果に期待できるでしょう。

桜は強剪定に弱くむやみに枝を切ってしまうと、枯れてしまうおそれがあります。ただ、長く太い枝が建物を傷つけるおそれがある場合は、切り口に防護剤を塗るなどの対策をして強剪定することもできます。

剪定をおこなう時期

桜を剪定するのなら、成長途中におこなうと枯れてしまうおそれがあるため、落葉したあとの11月ごろがいいでしょう。また、落葉したあとであれば、剪定する枝を判別しやすいです。

桜を伐採する時期と方法

大きく生長した桜の伐採となると、怪我をするおそれもある危険で大変な作業になります。そこで、少しでも作業の負担を減らすためにも、桜を伐採する時期と方法を見ていきましょう。

桜を伐採する時期

桜に限ったことではありませんが、伐採をするのなら空気が乾燥している1~4月がいいでしょう。この時期は樹木の水分が減るため、通常の生木よりも柔らかく作業がしやすくなります。ただ、桜によって建物に被害が出そうなときや病気などによって枯れている場合は、倒木のおそれもあるので速やかに伐採してください。

桜の伐採方法

桜を伐採するときは、上の方に生えている細い枝から順に切っていきます。切り倒すという伐採方法だと周囲に危険を及ぼすおそれがあるため、細い枝から太い枝の順番で切っていくのです。最後に、幹となる部分の伐採をおこないます。このとき30°~40°ほどの角度で、倒したい方向に切り込みを入れて倒せば伐採完了です。

伐採した桜は細かく切り分けて、処分するといいでしょう。処分方法は自治体によって違うので、確認が必要となります。また、桜の幹は1mほどの大きさでも30kg前後あるので、運ぶときや処分するときには怪我をしないよう注意してください。

桜を伐採するならお祓いも

古くから桜の木に限らず樹木を伐採するときには、お祓いが習わしとされてきました。何十年も生きてきた樹木に対して、感謝の気持ちを持つことが大切なのです。神酒か清酒と盛り塩を4か所に用意し、簡単なお参りだけでもしておきましょう。業者に依頼すれば、伐採と一緒におこなってくれるところもあるようです。

桜の伐採費用を解説!大きくなりすぎた桜は対処しなければ危険!

伐採の費用と業者の選び方

桜に限らず、樹木の伐採をおこなう業者はたくさんあります。価格相場や利用する業者の選び方を知って、ご自身にあった伐採業者を利用しましょう。

伐採をおこなう業者の価格相場

伐採に必要となる費用は、樹木の大きさによって変わってきます。3mほどの低木なら2,000~5,000円、5mほどの中木であれば9,000~15,000円、5m以上の高木なら25,000円前後という価格相場です。ただし、伐採したあとの樹木の処分や伐根も含めると、費用が変わってきますのでしっかりと業者へ確認をおこないましょう。

業者を選ぶときは実績や価格を比較

実際に桜の伐採を依頼するときは、まず料金の見積りを出して比較してから選ぶようにしましょう。料金は伐採をする場所や樹木などさまざまな条件、業者ごとによって違ってきます。

そのため、よく確認せずに業者を選んでしまうと、思ったよりも高額な料金となってしまうこともあるので注意が必要です。また、業者のなかにはHPで実績を掲載していることがあります。実績を確認できる業者であれば、伐採を依頼したい桜の状況と照らし合わせて具体的なイメージをしやすいでしょう。

まとめ

大きく生長した桜をそのまま放っておくと、建物が破損する被害や近隣住民とのトラブルに発展するかもしれません。そのため、植えられている場所や状態によっては、桜の伐採が必要となります。ただ、伐採以外の方法として、正しい剪定も有効な方法のひとつです。

自分で桜を伐採する場合、怪我をするおそれがあります。伐採方法や時期などをしっかりと確認してから、作業をおこないましょう。心配な方や自分では作業が難しい方は、業者に一度相談してみることをおすすめします。

伐採を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「伐採」をご覧ください。

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