自分でできるイタチ駆除!手軽な追い出し方と寄せ付けない対策方法

2023.11.7

自分でできるイタチ駆除!手軽な追い出し方と寄せ付けない対策方法

「屋根裏にイタチが棲みついてしまった」
「畑を荒らすイタチをなんとかしたい!」

「……でも、どうやって駆除すればいいの?」

イタチが家に棲みついてしまったり、家の周りにたびたび現れたりする場合は、被害が大きくなる前にすぐに駆除したいですよね。

動物の駆除といえば罠による捕獲を想像する方も多いと思います。しかし、イタチは【鳥獣保護管理法】という法律で守られている動物のため、自治体の許可なく勝手に捕獲駆除することはできません。

捕獲許可を取るには手間も時間もかかるため、個人の方がいますぐイタチ対策をしたい場合には許可のいらない「追い出し駆除」からはじめるのがベストです。

ですが、追い出し駆除はあくまでも一時的な効果しかありませんので、イタチを追い出したら必ず侵入口をふさぐなどの再発予防もあわせておこないましょう。

この記事では、自分でできるイタチの追い出し方法から、屋内・屋外別の再発予防対策、さらには自分で駆除するのが難しかった場合の頼れる専門業者について、ご紹介していきます。

自分に合った駆除方法で、いますぐ厄介なイタチとサヨナラしましょう。

まずは「追い出し」から!自分でできるイタチ撃退法3選

イタチを追い出すには、イタチが嫌う【音】【ニオイ】【光】を使うのが基本です。

一番手軽な方法から順にご紹介していきますので、ぜひ試してみてください。
うえから順に試していって、ダメだったら次の方法に切り替える、というやり方がおすすめです。

【音】で追い出す

イタチ 天井裏 追い出し

まず、一番手軽にできるのが【音】で追い出す方法です。
モップの柄など、長細い棒を使ってイタチのいる天井を叩きましょう。

このとき、イタチが出入りしている出入口がわかっていれば、出入口とは逆側の遠いところから追い立てるように叩いてイタチを外に追い出してください。
あまり強い力で叩くと、天井を傷つけてしまうこともありますので、注意しましょう。

ただし、音に驚いたイタチが屋根裏でパニックになって暴れるだけで、外に出ていかないこともあります。
何度か叩いてもイタチが出ていかないようであれば、次の方法に切り替えましょう。

【ニオイ】で追い出す

イタチをニオイで追い出す

イタチの嫌がる【ニオイ】を使って追い出す方法です。
イタチのいる屋根裏や、畑のまわりに強いニオイのものを設置、または散布するだけで効果が出ます。

  • 木酢液(もくさくえき)
  • クレゾール石鹼液
  • 調理酢
  • 漂白剤

このような刺激の強いニオイをイタチは嫌います。どれもホームセンターや薬局、ドラッグストアなどで手軽に購入できるため、試してみましょう。

使い方は簡単です。使わなくなった布や新聞紙などにいずれかの液を染み込ませ、トレイなどの上に乗せて屋根裏に設置しましょう。調理酢はニオイが弱いため、スプレーで定期的に散布するとより効果的です。

また、専用のイタチ忌避剤も存在します。線香タイプ、固形タイプ、袋タイプ、液体タイプなどさまざまな種類のものが市販されているため、設置場所に適したものを選ぶようにしましょう。

おすすめの市販忌避剤、設置場所については次でご紹介します。

おすすめの市販忌避剤

屋内・屋外それぞれのおすすめの商品と設置場所をご紹介します。

いろいろなタイプのイタチ忌避剤が市販されていますが、屋内・屋外両方に使えるものもあれば、屋内専用、屋外専用の商品もあります。イタチが出現している場所に適した商品を選びましょう。

【屋内】で使用する場合
  • 固形タイプ、置くだけの簡単設置のものがおすすめ
  • できるだけ出入り口から遠い場所に設置する
  • 出入口がわからない場合は、部屋の中心に置く

【屋内おすすめ①】害獣忌避剤 屋根裏害獣ニゲール

使用方法 屋根裏などイタチの棲みついている場所に置いておくだけの簡単設置
この商品1つで12~20畳(20~30平米)に有効です
忌避成分 ワサビ・唐辛子の刺激臭&よもぎ・どくだみ・月桃など13種類の成分を配合
効果持続期間 約3ヵ月
注意点 屋内専用のゲルタイプの忌避剤です
雨・水のかからない場所でご使用ください

【屋内おすすめ②】フタワ 強力忌避一番 固形タイプ

使用方法 床下、天井裏などに2m間隔で碁盤目に置く
屋内で使用する場合は、アルミホイルなどでお皿を作りその上に置いて設置する
忌避成分 木タール、ニンニク、セラミックセメント、ハバネロ、その他
効果持続期間 約2ヵ月
注意点 屋内・屋外両方で使用できる固形タイプの忌避剤です
コンクリート等に直接設置した場合、雨に濡れると成分が染み出しシミが残ります
衣服や靴などに触れると、においやシミが残り取れなくなります
【屋外】で使用する場合
  • 液体タイプ、固形タイプ、線香タイプがおすすめ
  • スプレータイプは風でにおいが拡散するため不向き
  • 畑や庭などを取り囲むように設置

【屋外おすすめ①】フタワ 強力忌避一番 1L

使用方法 侵入されたくない場所の周りに大さじ1杯ずつ約2m間隔で地面の上に置く
この商品1本で約200m施工できます
忌避成分 木タール・木酢液・ニンニク・ハバネロその他天然素材
効果持続期間 約2ヵ月
注意点 屋外専用の液体タイプの忌避剤です

【屋外おすすめ②】獣よけ線香携帯防虫器セット

使用方法 専用の「携帯防虫器」にセットして獣害箇所に設置
忌避成分 唐辛子粉末、木粉、防腐剤
効果持続期間 燃焼時間:約5時間半〜6時間
注意点 屋外専用の線香タイプの忌避剤です
獣避け専用ですので、周辺に人や家畜などが居ないか注意して下さい
刺激臭が強いので、直接に煙を吸い込まない様に注意してください

バルサンはおすすめしない

害虫用の殺虫燻煙剤であるバルサンも、イタチを追い出すのに効果があるという情報もあります。たしかに、気密性の高い場所であれば大量の煙と嫌なニオイでイタチを追い出すことが可能かもしれませんが、デメリットが多いためおすすめできません。

おもなデメリットは以下の3点です。

  • 気密性の低い屋根裏だと煙が外に流れ出るため効果が低い
  • 屋根裏にいる害虫が煙から逃げようと居住空間におりてくる可能性がある
  • イタチの子供がいる場合は逆効果になる場合も

イタチに子供がいるときにバルサンを焚いてしまうと、慌てた親イタチは子供を守るために安全な壁のなかに落とす可能性があります。
また、親イタチが不在な場合も子供は一人で外に出られないため建物内で逃げ回って、手の届かない場所で死んでしまうおそれがあります。

そうなると、壁の中などで死んだ子供が腐って、悪臭や害虫がわく原因になり、壁の中から死骸を取り出すため壁に穴を開けなければいけなくなるなど、被害が拡大してしまうおそれがあるのです。

リスクが高いため、イタチを追い出すためにバルサンを使用するのは、控えたほうがよいでしょう。

【光】で追い出す

イタチ 光で追い出す

最後の方法は、夜間や暗い屋根裏で強い光をイタチに当て、驚かせて追い出す方法です。
夜行性のイタチは光に敏感で、光を当てられると人間に発見されたと感じて逃げ出します。

専用の忌避装置も市販されていますが、クリスマス用のイルミネーションや回転灯などでも代用できます。
イタチが棲みついている屋根裏などに設置し、一晩中点灯させておきましょう。

光の当たる範囲に、CDやホログラムシートなど反射するものを吊るしておけば、光が乱反射して威嚇効果が高まります。

追い出しに成功したら再発対策で寄せ付けないようにしよう

無事にイタチを追い出すことができても、そこで終わりではありません。
追い出しは一時的な効果しかありませんので、侵入口をふさぐなどの対策をしておかないと、再びイタチに侵入されてしまいます。

屋内・屋外のケース別で再発予防対策の方法をご紹介します。

屋内の予防対策

屋根裏や床下など、屋内の予防対策で大切なのは

「侵入口をふさぐ」
「糞や巣を清掃・消毒する」

という2点です。次で詳しく説明していきます。

侵入口をふさぐ

イタチの侵入口をふさぐためには、まず侵入口を特定しなければなりません。

イタチの侵入口になりやすい場所
  • 屋根と屋根の重なりにできた隙間
  • 外壁に開いた穴
  • 配管の貫通部分
  • 換気扇や通気口
  • 基礎の周りにできた隙間

イタチはわずか3cm四方の隙間があれば侵入できるといわれています。(参考:大阪市「イタチについて」)
そのため、ぱっと見では侵入口がわからないことも多く、素人が見つけるのは難しいこともあります。
侵入口を見つけられなかった場合は無理せず、害獣駆除の専門業者に相談しましょう。

侵入口を見つけることができたら、パンチングメタルや金網をふさぎたい穴や隙間の大きさに合わせて切り、ネジやビスで動かないように固定します。

パンチングメタルは強度も強く、ビスを使って固定できるためおすすめです。金網を使用する場合は2重、3重にすると頑丈になって壊される心配はありませんので、試してみてください。

ステンレスパンチングメタルA4サイズ

サイズ A4サイズ(297mm×210mm)
厚さ 1.0mm
穴径 6mmピッチ9mm
重さ 270g
注意点 ステンレスでできているため錆(サビ)に強く、耐熱性にも優れています
好きな形に切断でき、折り曲げることもできるためさまざまな場所に使用できます

しかし、DIYなどに慣れていない方にはネジやビスで固定したり、侵入口の穴の大きさにあわせパンチングメタルや金網を加工したりするのは難しい作業ですよね。

また、イタチの侵入口が屋根の上や作業しづらい場所にある場合、危険も伴う作業になるでしょう。不安がある場合は、害獣駆除の専門業者に相談し、予防施工を依頼しましょう。

糞や巣を清掃・消毒

イタチを追い出し、侵入口をふさいだら、最後に汚された屋根裏などの清掃と消毒も忘れずにおこないましょう。

イタチの棲みついていた場所には、イタチの糞や尿、イタチが食べ残した動物の死骸、毛などが散乱してとても不衛生な状態です。
イタチの糞には寄生虫や病原菌も多く、そのまま放置すると健康被害につながることもあります。
早めにしっかりと清掃・消毒するようにしましょう。

イタチの糞や巣を清掃・消毒するのに必要なもの、手順などをご紹介しますので、ご自分で作業される方は参考にしてみてください。

用意するもの
  • 防護用の服(肌の露出が少なく、捨ててもいいようなもの)
  • 手袋(ゴム・ビニール)
  • 防護メガネ
  • ホウキとちりとりク
  • 消毒用アルコール
  • 消臭剤
  • 殺虫剤
  • 雑巾
  • 古新聞
  • ゴミ袋

※すべて使い捨てできるようなものを用意してください。

イタチの糞や巣を清掃する手順
  1. ホウキとちりとりで糞を集める
  2. こびりついた糞は水などをかけ、ふやかしてから新聞紙でふきとる
  3. 糞があった場所に消毒用アルコールをかけ、雑巾でふく
  4. 糞があった場所やその周辺に消臭剤や殺虫剤をかける

イタチの糞や巣の清掃・消毒は屋根裏などに入っての作業になります。

ホコリやイタチが持ち込んだ病原菌などが空気中を待っている可能性も高く、体内に吸い込んでしまう危険性もあります。
また、糞がたまっている場所は床板が腐って抜け落ちる可能性もあります。十分注意して作業してください。

清掃・消毒は想像以上に危険も多く、重労働です。不安がある場合は無理をせず、専門業者を頼りましょう。

屋外の予防対策

次に、庭や畑など屋外の予防対策について解説していきます。
屋外の予防対策で大切なのは

「エサになるものを置かない」
「柵などを設置して物理的に侵入できないようにする」

この2点です。次で詳しく解説していきます。

エサになるものを置かない

イタチは基本的に雑食のためなんでも食べます。そのため、家の周りに生ごみの入った袋を放置していたり、採った野菜や果物のいらない部分をそのまま畑に放置したりすると、それを狙ってイタチが寄ってきてしまうのです。

  • 家の周りの生ごみは蓋つきのごみ箱に入れる
  • 野菜や果物は採ったらすべて持ち帰る

など、イタチのエサになるものを置かないようにするのが大切な予防対策になります。

畑の周りに柵などを設置する

畑をイタチから守るためには、柵などを設置し物理的に侵入できないようにするのが一番です。
防獣ネットや金網、電気柵などを設置し、再びイタチの被害にあわないよう対策しましょう。
柵の設置と一緒に、忌避剤も併用して使用すると効果的です。

畑の広さによっては大がかりな設置作業になるため、個人でやるのが難しい場合は専門業者に相談することをおすすめします。

確実に駆除するなら専門業者がおすすめ

イタチ

ここまで、自分でできるイタチの追い出し、再発予防方法についてご紹介してきましたが、やはり個人でやるには手間がかかることも多く、不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「なかなか大変そうだから、自分にできるか不安」
「追い出したあとの予防対策に自信がない」
「試してみたけど、うまくイタチを追い出せなかった」

など、困ったときは専門業者に依頼することをおすすめします。
イタチの生態を熟知した害獣駆除のプロならば、追い出し作業も再発予防対策もスムーズにおこなうことが可能です。
衛生面・安全面からも清掃や消毒まで任せられるのは安心ですよね。

しかし、気になるのは費用面ではないでしょうか。
業者にまかせたいけど、費用が高そう……と依頼をためらってしまう方も多いです。

ここからは実際のイタチ駆除の費用相場と、優良業者を見分けるポイントについて解説していきます。

イタチ駆除の費用相場

イタチ駆除を業者に頼む場合、どうしても自分で作業するよりは費用がかかってしまいます。

では実際にどれくらいの費用がかかるのか、弊社運営サイトの「害獣駆除110番」で集計した110件のイタチ駆除・予防の施工データをもとに、見ていきましょう。

【害獣110番】のイタチ駆除の平均費用

※弊社運営サイトの「害獣駆除110番」で集計したデータになります
※上記のグラフは、害獣駆除110番にご依頼いただいたイタチ駆除・予防のご相談のうち、2019年1月1日~2021年3月9日に施工が完了した110件の施工金額(税込み)を集計したものです。

このグラフからわかること
  • イタチ駆除費用として最も多かったのは1~5万円
  • 20万円以上の高額な費用がかかっている方も多い

これだけ料金に差がある理由は、被害の大きさ、敷地面積の大きさによってかかる費用が異なるためです。
イタチが棲みついたまま放置すると、あっという間に繁殖して個体数が増えてしまいます。
そうなると、被害が大きくなり、いざ専門業者に追い出してもらおうと思った頃には費用が高額になってしまうのです。

イタチの存在に気付いたら、早めに駆除を依頼するのが出費を安く抑えるコツといえるでしょう。

優良業者を見分けるポイント

専門業者に依頼するのが初めての方などは、どの業者に依頼したらいいか迷ってしまうこともありますよね。
そんなときは、以下の「優良業者を見分けるポイント」を参考に、業者を選びましょう。

  • 相談や調査は無料でできるか
  • 見積り確定後の追加料金がかからないか
  • イタチ駆除の実績はあるか
  • アフターフォローや保証があるか

これらのポイントは、業者のホームページを見れば情報が載っている場合が多いです。
もしも情報が載っていなかった場合は相談窓口に電話をして確認してみましょう。

イタチ駆除は被害状況や敷地面積の広さなどによって価格が変動します。思っていたよりも高額になって困ることがないよう、事前調査や見積りを無料でしてもらえる業者を選ぶようにしましょう。

また、駆除後のアフターフォローや保証があるかも大事なポイントです。
いくらプロが駆除作業をしたとしても、相手は野生動物。どんなにしっかり施工したとしても、100%イタチ被害が再発しないとは言い切れません。

そのため多くの業者では作業後の保証期間が設定されているある場合が多いです。万が一イタチ被害が再発しても、保証期間内であれば費用がかからず対処してくれますので安心ですよね。
なかにはこの保証がついていない業者も存在しますので、しっかりと保証があるかどうか確認しておきましょう。

関連記事:生活110番「イタチ駆除は業者に依頼するべき!その理由とイタチ侵入予防法を紹介

イタチ駆除なら生活110番におまかせください

弊社「生活110番」では全国に提携業者がありますので、イタチ被害にお困りの方のもとへすぐに業者が駆けつけ、スピード解決のサポートをさせていただきます。

もちろんご相談、事前調査、お見積りは無料※で承っておりますのでお気軽にご相談ください。
※「対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積もり・キャンセルに費用をいただく場合がございます。」

プロの技術でイタチの行動を把握し、安全な薬剤でしっかりとイタチを駆除いたします。
清掃・消毒・消臭といったアフターフォローも徹底しておこないますので、二次被害も防ぐことが可能です。

お電話やメールでのご相談は24時間365日受け付けておりますので、いつでもご連絡ください。

自治体では駆除してもらえない

自力駆除、専門業者による駆除のほか自治体に相談するという選択肢もあります。
しかし、自治体に相談してもイタチを駆除してもらえるわけではありません。

ではどのような対応をしてくれるのかというと、おもに以下の3パターンになります。

  • 箱罠を無料で貸してもらえる
  • 地域のペストコントロール協会を紹介してもらえる
  • 害獣被害防止対策の補助金を出してもらえる

一部の自治体では捕獲用の罠(わな)を無料で貸し出してくれます。しかしイタチの捕獲には多くの書類を提出したうえで許可が必要になり、捕獲後の処理などもご自身でおこなわなければなりません。
捕獲許可については次の章の【イタチの「捕獲」は難しい】で詳しく説明いたします。

自治体で駆除できない代わりに、公益社団法人日本ペストコントロール協会の都道府県協会を紹介してもらえる場合もあります。
ペストコントロール協会とは、公衆衛生向上のために害虫・害獣の研究や啓発をおこなっている団体です。
ペストコントロール協会に相談すると加盟業者を紹介してもらえますが、その際の駆除費用は原則自費で、初めから業者に依頼する場合と変わりません。

自治体によっては、害獣の被害を防止するための防護柵等を購入する方に対して、資材購入費用の一部を補助してくれる制度がある場合もあります。(参考:常陸大宮市「有害鳥獣被害防止対策設備購入補助金」
防護柵を設置する予定のある方は、お住いの市役所にそういった補助金制度がないか確認してみましょう。

このように、自治体に相談しても自治体がイタチ駆除をしてくれるわけではなく、あくまで相談に対していくつか対応してくれるだけです。
すぐにイタチ被害を解決したいなら、追い出し駆除と侵入口の封鎖が可能な害獣駆除業者への依頼をおすすめします。

イタチの「捕獲」は難しい

最後に、捕獲駆除についても解説します。
冒頭でも触れましたが、イタチは【鳥獣保護管理法】という法律で守られている動物のため、自治体の許可なく勝手に捕獲駆除することはできません。

自治体の許可を取るには、申請書と多くの書類を用意しなければならず、許可が下りるまでに通常1週間程度かかってしまいます。(参考:名古屋市「有害鳥獣捕獲許可申請」

また、自分で罠をしかけ、捕獲したら自分で処分までおこなわなくてはならず、自力の捕獲駆除は手間も時間もかかる方法といえるでしょう。

さらに、イタチのメスは狩猟獣として認められていませんので、捕獲は禁止されています。
もしも捕まえてしまった場合は法律違反となり、1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処される可能性がありますので、注意しなければなりません。

一般的にイタチのオスメスの見分け方は個体の大きさ(オスのほうが大きい)ですが、もちろん個体差があるため素人が正確に見分けるのは難しいでしょう。
こういった理由から、イタチの捕獲はリスクも大きく、難しいため「追い出し」駆除を優先することをおすすめします。

まとめ

イタチの駆除は追い出して再発予防対策をするのが基本です。
自分でできる方法をいろいろと試してみて、イタチを追い出しましょう。追い出したあとは必ず再発予防のための対策をおこなってください。

自分でイタチ駆除をするのに不安がある方は無理をせず、害獣駆除の専門業者に相談するようにしましょう。
プロに任せれば、しっかりと駆除し、清掃・消毒、再発予防までしてもらえます。

イタチの被害にあったら、早めに駆除することが大切です。
被害が大きくなる前にしっかりと駆除、対策をして、安心できる生活を取り戻しましょう。

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害獣に棲みつかれて一番厄介なのが糞の被害。放っておくと健康面にも被害が出てきます。プロに任せれば消毒もしてくれるので、衛生面も安心です。

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